2016年1月1日金曜日

そもそも契約つてなに?

契約に関する知識やスキルは、変化の多い時代に おいて必ず役に立つものです。ビジネス社会はめまぐるしく変化しています。雇用が流動化し、企業同士の合併も増え、起業や副業がめずらしくなくなるなど、契約書が交わされる機会と契約のバリエーションは、ともに増え続けています。

では、そもそも、契約とは何でしょうか?

「約束」という大きな概念の中の一部に、「契約」という概念があります。簡単にいえば、契約とは、約束のうち、法律的に拘束力があるもののことをいいます。

では「約束」はいつ、どのようにして「契約」になるのでしょうか?

契約は、①相手に自分の要望を伝え、②それに対して相手がOKする (約束する)というプロセスを経て成立します。この、相手に約束の内容を 伝えることを「申込み」といいます。そして、申し込まれたほうが了解の返事をすること を「承諾」とよんでいます。

たとえば、商品やサービスなどを、ある会社が「売ります」と言い、もう一方の会社が 「買います」と返事をするとします。これが「申込み」と「承諾」です。

「申込み」と「承 諾」がうまく合致することを「合意」が成立するといいます。その結果、売った側は代金 を請求できるようになり、買った側は商品の引渡しゃサービスの提供を求めることができ るようになります。つまり、約束が果たされるわけです。

このように 約束の当事者に発生する権利を「債権」といいます。まとめると、「契約とは申込みと承諾 によって合意が成立し、それによって互いを拘束し合って、債権の発生原因となるもの」なのです。

いったん契約が成立したら、原則としてお互いにその約束を守らなければならなくなります。